プロジェクターを利用しようと思い、いざ電源を入れてみたら全然映らない!故障かな?と焦ってしまう前に、確認すべきことをまとめてみました。プロジェクターが映らなかった場合に参考にしてみてください。
まずはケーブルを確認
まず確認したいのは繋いでいるケーブルです。ケーブルがしっかりと刺さっておらずに信号がうまく送られていなかったということも良くあります。
また、接続すべき個所を間違えていたということもあり得ます。全てのケーブルが正しくしっかりと接続されているか確認しましょう。
ケーブルはすべて繋いでから電源を入れる
プロジェクターを利用する際、電源を入れてからケーブルを繋ぐのではなく、ケーブルをすべて繋いでから電源を入れます。
おそらく説明書にもケーブルをつないでから電源を入れるという記載があると思います。先に電源を入れて繋ぐとコンピューターの映像信号が外部に切り替わらずに映らない場合があるからです。
先に電源を入れて繋いでいた場合は、一度電源を落としてもう一度電源を入れなおして試してみてください。
接続した入力端子と、プロジェクターで設定していた入力設定が違う
プロジェクター本体の入力設定と、実際に接続した入力端子が異なっていたため映像が投影されなかったということも考えられます。
例えば、プロジェクター側は入力端子をUSBケーブルに設定していたのに、実際に繋いでいたのはRCAケーブルだった、などです。
こういった場合は、実際に接続しているケーブルの種類に設定し直すか、プロジェクターの「入力検出」などのボタンを押すと正しく認識するでしょう。
映像を外部に出力できる設定になっているか
ノートPCなどでは、PC側の設定により映像が外部に出力できないようになっていることがあります。こういった場合はPC側で映像出力が出来るように設定を変更しましょう。
Windows7以降のOSなら、プロジェクターを接続した状態で[Windwos]+[P]キーを押せば映像出力の設定が出来る画面が出てきます。
プロジェクターの電源すら入らない場合
映像が映らないだけでなく、そもそもプロジェクターの電源が入らない場合はどうでしょうか。さすがに故障ではないかと考えてしまいますが、故障でなくても電源が入らなくなることもあります。
延長ケーブルやタコ足配線が影響する場合もある
ケーブルを接続し直したり、電源を入れなおしたりしても付く気配がない場合、延長ケーブルやタコ足配線が影響している場合があります。
プロジェクターとコンセントをつなぐ際、非常に長い延長ケーブルを利用したり、タコ足配線などを行っていると電圧降下という現象により電源が入らないことがあります。
もしこのような状況で使用していたのであれば、一度短いケーブルに取り替えてみたり、タコ足配線をやめて繋いでみてください。
本体が熱すぎると電源が付かない場合がある
プロジェクターは利用中、非常に高温になります。そういった高温の状態で再び電源を入れようとすると、プロジェクター本体の保護のため電源が入らないことがあります。
本体の熱が取れるまで時間をおいてからつけましょう。
プロジェクターが映らない原因は些細なことが多い
プロジェクターが映らない原因は、故障よりもケーブルの接続ミスや設定ミスなど、些細な原因であることの方が圧倒的に多いです。
故障かな?と疑う前にぜひ上記のようなポイントを確認してみてください。
どうしても映らなければ修理へ 急ぎで必要ならレンタルも
接続や設定を確認したのにどうしても映らないという場合は修理を検討しましょう。
修理は購入時の店舗に相談するか、メーカーの修理窓口に直接修理依頼をするか、といった形になります。
自然故障で保証期間内であれば修理費はかからないので、修理依頼をするのが良いでしょう。保証期間外や自然故障でない場合は決められた修理費がかかってきます。
修理にはそれなりの時間がかかります。もし急ぎで必要という場合は修理終わりを待っていると間に合わないということも多いでしょう。
そういった時はウェブ上のレンタルサービスを利用するのがおすすめです。
プロジェクターレンタル屋さんやカリレルなどのレンタルサービスは、早ければ翌日にはプロジェクターを届けてくれるので、時間がない場合はこういったレンタルサービスを利用してみてください。
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